こんちゃー!まちもちチャンネルのmachiです🎵
今回は、一級建築士として住宅に関わってきた僕が、ずっと言いたかったテーマ。「マイホーム、いつ買うのがベストか?」です。
先に結論を言ってしまうと、machiの持論は「買うなら40〜45歳」。「え、遅くない!?」と思った方こそ、ぜひ最後まで読んでほしい記事です。よく聞く「家賃がもったいないから若いうちに買う」が、実は生涯のお金で見ると逆にもったいないかもしれない——そんなお話です。
周りの友達、20代後半〜30代前半でどんどんマイホーム買ってるよ?「家賃を払い続けるのはもったいない、どうせ払うならローンに」って。正直うらやましくなる時あるもん。
その気持ちはすごくわかる。実際「家賃がもったいない」は住宅営業の定番トークでもあるしね。でも建築士として色々な家を見てきて思うのは、早く買った家は、老後に「2軒目問題」を連れてくるということなんだ。
「若いうちに買った家」が老後にどうなるか、計算してみよう
仮に30歳でマイホームを買ったとします。何も問題ないように見えますが、時計を老後まで進めてみると——
🏠 30歳で買った家の「築年数カレンダー」
- 60歳(定年前):築30年。外壁・屋根・水回りの大規模リフォームを1〜2回経験済み
- 70歳:築40年。設備は世代遅れ、断熱性能は当時の基準のまま。夏暑く冬寒い
- 80歳:築50年。メンテナンス費用はかさむ一方、資産価値はほぼ土地のみ
日本の住宅はこれまで、平均30年ほどで取り壊されてきたと言われています。つまり30歳で買った家は、いちばんお金が必要な老後に「寿命」を迎えるんです。
たしかに実家がまさにそれかも……。おじいちゃん世代って、定年後に建て替えたり住み替えたりしてる人、けっこういるよね?
そう、それが「2軒目問題」。若くして買った家が老後にガタがきて、結局リタイア前後に建て替えや住み替えで「人生で2軒目」を買うことになる。建築士として、このパターンは本当にたくさん見てきた。そして言うまでもなく——生涯収入の中から家を2軒買って、裕福になれる人はほとんどいないんだ。
⚠️ 「早く買う」に潜む3つの落とし穴
- ①老後に家の寿命が来る:30歳購入なら80歳で築50年。メンテ費は増え、性能は時代遅れに
- ②年収が低い時期に最大の買い物をする:頭金が薄く借入は最大に。利息を最も多く払う買い方になりがち
- ③ライフスタイルが固まる前に場所を固定する:転勤・転職・子どもの人数・学区……20代ではまだ読めない変数が多すぎる
machiの持論:買うなら「40〜45歳」がベストな理由
では、なぜ40〜45歳なのか。理由は4つあります。
🎯 マイホームは40〜45歳で買うべき4つの理由
- ①「人生1軒」で逃げ切れる:40歳で買えば85歳でも築45年。人生の残り時間と家の寿命がほぼ一致し、2軒目が要らない
- ②お金の準備が整っている:年収は上がり、頭金も厚い。借入額を抑えて利息を大幅に節約できる
- ③家の性能は年々進化する:断熱等級6・7の新設(2022年)、省エネ基準の適合義務化(2025年〜)など、待つほど高性能な家が標準になる。長く住む家こそ、最新性能で建てたい
- ④ライフスタイルが確定している:子どもの人数も学区も働き方も見えている。「間取りの失敗」が起きにくい
③の「家の性能」って、そんなに変わるものなの?
ここは建築士として力説したいところ!この10〜20年で住宅の断熱・気密・耐震は別物レベルで進化してる。冬の廊下が寒くない家、光熱費が半分になる家が、いまは普通に建つ。「若いうちに買った築30年の家」と「これから建てる家」は、正直同じ『家』という名前の別の商品だと思っていい。
じゃあ20代・30代は何をすればいい?
「40代まで買わない」は、「40代まで何もしない」ではありません。むしろ逆で、20代・30代は買う準備のゴールデンタイムです。
💪 20代・30代でやるべき3つのこと
- ①自己投資で稼ぐ力を上げる:資格・スキル・転職。年収が100万円上がれば、住宅予算はざっくり700〜800万円変わる
- ②副業で収入の柱を増やす:入金力アップは資産形成の最強エンジン
- ③浮いたお金をインデックス投資へ:例えば月7万円を年利5%で15年積み立てると約1,800万円(元本1,260万円)。これがそのまま「頭金の弾」になる
でもさ、その15年間ずっと家賃を払い続けるんだよ?やっぱり「もったいない」気がしちゃうんだけど……。
家賃は捨ててるんじゃなくて、「身軽さ」と「選び直す権利」を買ってるんだよ。転勤にも、家族の変化にも、収入の変化にも対応できる。それに、若いうちに組んだ大きなローンの利息だって銀行に「捨てて」いるお金とも言える。実際まちもち家は賃貸のまま投資を続けて、家を買うお金でオルカンを買い続けたら8年で準富裕層になった。この選択肢は「早く買っていたら」存在しなかったんだ。
40代で買うときの注意点も、正直に
もちろん、40〜45歳購入にもデメリットはあります。ここを隠すのはフェアじゃないので、建築士として正直に書いておきます。
📝 40代購入の注意点と対策
- ローンの完済年齢:45歳で35年ローンを組むと完済は80歳。だからこそ頭金を厚くして借入と期間を圧縮するのが大前提。20代30代の資産形成はこのためにある
- 団信(団体信用生命保険)は健康なうちに:年齢が上がるほど健康リスクで加入が難しくなる可能性がある。持病がつく前の40代前半までに、というのが45歳を上限にした理由のひとつ
- 子育て期の賃貸は手狭になりがち:ここは割り切りポイント。「広さより身軽さと貯蓄スピード」を取る戦略だと家族で共有しておくこと
なるほどね〜。「早く買うか遅く買うか」じゃなくて、「人生で1軒に収めるにはいつ買うか」って考えると、たしかに40代がしっくりくるかも。
まさにそれが今日いちばん伝えたかったこと。マイホームは人生最大の買い物だからこそ、「いつ買うか」は「どれを買うか」と同じくらい大事。焦って買うより、稼ぐ力と資産を育ててから、最高の1軒をどーんと買おう。
📝 まちもち家の結論
- 「家賃がもったいない」で若く買うと、老後に「2軒目問題」が待っている。人生で家を2軒買うと裕福にはなれない
- マイホームのベストタイミングは40〜45歳。人生の残り時間と家の寿命が一致し、「人生1軒」で逃げ切れる
- 20代・30代は自己投資・副業・インデックス投資で「稼ぐ力」と「頭金」を育てる準備期間
- 40代購入の弱点(完済年齢・団信)は、厚い頭金と借入圧縮でカバーする設計にする
まとめ
- 日本の家はこれまで平均30年ほどで取り壊されてきた。30歳で買った家は、老後にいちばんお金がかかる
- machiの持論:マイホームの買いどきは40〜45歳。①人生1軒で完結②資金の準備が整う③住宅性能は待つほど進化④ライフスタイル確定、の4つが理由
- それまでの家賃は「もったいない」ではなく身軽さと選び直す権利のコスト
- 20代・30代は自己投資と積立投資で「最高の1軒」を買う準備をする期間
- 買う前には賃貸 vs 持ち家シミュレーターで、わが家の数字でも試算を(解説記事はこちら)
みんなは何歳でマイホームを買った?これから買う人は何歳で買う予定?コメントでぜひ教えてね!
焦らず、腐らず、コツコツと。「最高の1軒」に向けて、まちもち家も準備を続けます!
※本記事はmachi個人の考え方をまとめたものです。最適な購入タイミングはご家庭の収入・家族構成・地域・ライフプランによって異なります。住宅ローンの利用条件や税制・制度は変更される場合がありますので、最新情報をご確認のうえご判断ください。
🏠 間取り・住宅プランのご相談はmachi(一級建築士)へ
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そんな相談を一級建築士の目線でサポートします。
それではまた!machiでした🎵
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