こんちゃー!まちもちチャンネルのmachiです🎵
「今週の相場ニュースをゆる〜く解説」、前回は7月30日の円買い介入を取り上げました。今回はその続きです。8月3日、今度は日米の「協調」介入が入り、ドル円は一時155円台まで急落しました。数営業日で7円の円高——長いあいだ私たちの資産を後押ししてくれた「円安の追い風」が、ひとまず止まった格好です。
何が起きたの?
- 7月30日:政府・日銀の円買い介入とみられる動きで、ドル円は162.80円水準から一時157.944円へ
- 8月3日:週明けアジア時間に大規模な円買い・ドル売り介入。ドル円は一時155.218円まで急落
- 片山財務相が「米財務省と緊密に連携し、追加の協調介入も辞さない」と発言。米ベッセント財務長官もSNSで「今後の協調介入にも躊躇なく参加する」と投稿
- 3日のNY市場ではドル円が157.220円まで戻して引け。4日も156円台後半〜157円台前半で推移
- 円高転換を受けて日本株は下落。日経平均は3日が607円安の63,754円、4日も前引け時点で421円安と続落
- 一方で3日のNYダウは693ドル高の53,178ドルと最高値を更新。日米で株価の向きが分かれた
円高になると、私たちの資産はどうなる?
ためしに、外貨建てで100万円分のインデックスファンドを持っていた場合、現地の株価がまったく動かなかったとしてドル円だけでどれくらい評価額が変わるかを見てみます。
| ドル円 | 円換算の評価額 | 162円時点との差 |
|---|---|---|
| 162円(7/30の介入前) | 100.0万円 | — |
| 158円 | 約97.5万円 | 約 -2.5万円 |
| 156円 | 約96.3万円 | 約 -3.7万円 |
| 155円 | 約95.7万円 | 約 -4.3万円 |
株価が1円も動いていないのに、為替だけで4%近く評価額が動きます。裏を返せば、ここ数年の含み益のうち、けっこうな部分は「円安のおかげ」だったということでもあります。
- ①外貨建て資産の円換算評価額は目減りする:オルカン・S&P500などの投信は、現地株価が同じでも円高分だけ評価額が下がる
- ②輸入物価には追い風:エネルギー・食料の輸入コストが下がりやすく、家計にはプラスに働く面がある
- ③日本の輸出企業には逆風:自動車・商社など円安メリットを享受していた企業は円換算の利益が目減りしやすい。実際3〜4日は日産自動車や三菱商事、伊藤忠商事といった銘柄が売られた
- ④積立の「買付単価」は下がる:同じ3万円で買える外貨建て資産の量は、円高のほうが多くなる
「円安のおかげ」を差し引いて考えるクセをつける
それでも積立は止めない
今回の一件で改めてはっきりしたのは、為替の方向を事前に当てるのは個人にはほぼ不可能だということです。7月30日の単独介入も、8月3日にアメリカが加わることも、事前に予告されたものではありませんでした。1週間前に「8月には155円台がある」と当てられた人は、ほとんどいなかったはずです。
そして今後についても、155円・154円には厚い買い注文、160円・164円には厚い売り注文が観測されていると言われます。つまりプロの世界でも見方は割れているということ。ここで積立額を増やしたり減らしたりするのは、コインの裏表に賭けるのと大差ありません。
- 日米協調介入は単独介入より重みがあるが、それでもスピード調整の道具。トレンドの行き先を保証するものではない
- 円高で評価額が減っても、それは株価の下落ではなく為替の戻り。中身の企業価値は変わっていない
- 資産の増減は「企業の成長分」と「為替分」を分けて見る。円安の恩恵を実力と勘違いしない
- 取り崩しがまだ先の現役世代にとって、円高は買付単価が下がるチャンスでもある
- 結論:金額もタイミングも変えず、いつも通り積み立てる
まとめ
- 8月3日、日米協調介入とみられる大規模な円買いでドル円は一時155.218円まで急落。7月30日の162円台から数営業日で約7円の円高
- 日米の財務当局がそろって「追加の協調介入も辞さない」と発信し、市場の空気が一変した
- 円高転換で日経平均は3日に607円安、4日も続落。一方NYダウは最高値を更新し、日米で明暗が分かれた
- 外貨建てインデックスは株価が動かなくても為替だけで4%近く評価額が変わる。含み益の内訳を分けて見る習慣が大切
- すでに持つ資産には逆風でも、これから買う分には追い風。積立は金額・タイミングを変えず継続する
※本記事は特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資は余裕資金で、ご自身の判断でお願いします。相場・為替の数値は執筆時点のものです。
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それではまた!machiでした🎵


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