PR:本記事にはアフィリエイト広告を含みます。掲載する商品・サービスは運営者が内容を確認したうえで選んでおり、広告の有無で評価や順位を変えることはありません。
こんちゃー!一級建築士のmachiです🎵
2026年6月、日銀が政策金利を1.0%へ引き上げました。これを受けて大手銀行は短期プライムレートを0.25%引き上げ。変動金利で住宅ローンを借りている人にとって、いよいよ他人事ではなくなってきました。
この記事では、「返済額が実際にいくら増えるのか」を具体的な数字で示したうえで、今やるべき3つのことを一級建築士の目線で整理します。
- 変動金利が上がる仕組み(なぜ日銀の利上げが自分の返済額に響くのか)
- 金利別の返済額シミュレーション(借入3,000万円・35年)
- 「5年ルール」「125%ルール」の落とし穴
- 今やるべき3つのこと
なぜ日銀の利上げで返済額が上がるのか
- ①日銀が政策金利を引き上げる → 2026年6月に1.0%へ
- ②銀行が短期プライムレートを引き上げる → 大手行が0.25%引き上げ
- ③住宅ローンの変動金利(基準金利)が上がる
- ④各家庭の返済額に反映される
多くの金融機関は変動金利の基準を短期プライムレートに連動させています。つまり日銀の判断が、時間差をおいて自分の毎月の返済額に届く構造になっているわけです。
2026年8月時点の目安は、変動金利が年1.082%、全期間固定のフラット35が年3.290%。その差は約2.2%あります。
返済額はいくら増える?金利別シミュレーション
ここが一番知りたいところだと思います。借入3,000万円・35年・元利均等返済という条件で計算しました。
| 金利 | 毎月の返済額 | 総返済額 | 金利0.5%との差 |
|---|---|---|---|
| 0.5% | 約77,900円 | 約3,271万円 | — |
| 1.0% | 約84,700円 | 約3,557万円 | 月+6,800円/総額+286万円 |
| 1.5% | 約91,900円 | 約3,858万円 | 月+14,000円/総額+587万円 |
| 2.0% | 約99,400円 | 約4,174万円 | 月+21,500円/総額+903万円 |
※上記は元利均等返済・ボーナス返済なしで試算した概算です。実際の返済額は金融機関や借入条件によって異なります。
知らないと危険な「5年ルール」と「125%ルール」
ここからが本題です。多くの変動金利には、返済者を守るための2つのルールがあります。ただしこれは「守ってくれる仕組み」であると同時に、危険を見えなくする仕組みでもあります。
- 5年ルール:金利が上がっても、毎月の返済額は5年間変わらない
- 125%ルール:5年経って返済額が見直されても、それまでの1.25倍が上限
- 返済額が据え置かれても、利息の負担そのものは増えている
- 増えた利息の分だけ元金の減りが遅くなる
- 金利が大きく上がると、返済額を利息が上回る「未払利息」が発生することがある
- 未払利息は消えるわけではなく、最終回にまとめて請求されるケースがある
つまり5年ルールと125%ルールは、痛みを先送りにする仕組みです。家計の急変を防ぐという意味では優秀ですが、「返済額が変わっていないから大丈夫」と判断してしまうと、5年後・10年後にまとめて跳ね返ってきます。
今やるべき3つのこと
① 自分の契約内容を確認する
まずここからです。意外なほど多くの人が、自分の契約の細部を把握していません。
- 現在の適用金利(基準金利からの引き下げ幅も)
- 残りの借入期間と残高
- 5年ルール・125%ルールの有無
- 金利見直しのタイミング(年2回が一般的)
- 住宅ローン控除があと何年残っているか
すべて金融機関のマイページか、送られてくる返済予定表で確認できます。30分あれば終わります。
② 「金利が2%になったら」で家計を試算する
次にやるべきは、シミュレーションです。ポイントは「今の金利」ではなく「上がった場合」で計算すること。
先ほどの表でいえば、借入3,000万円なら金利2.0%で毎月約99,400円。今が0.5%なら月2万円以上の増加です。この金額を今の家計から捻出できるか。ここが判断の分かれ目になります。
- 余裕で払える → 変動金利を継続してよい。慌てて動く必要はない
- かなり厳しい → 固定への借り換えや、返済期間・借入額の見直しを検討する段階
- 払えない → 早めに金融機関へ相談を。追い込まれてからでは選択肢が減る
③ 固定に替えるかを「保険」として考える
借入3,000万円・35年なら、1.0%と3.0%では毎月の返済額が約3万円変わります(約8.5万円→約11.5万円)。この差額を払い続けてでも「変動しない」ことに価値を感じるかどうか。損得の計算ではなく、安心をいくらで買うかという判断です。
- 変動のままでよい人:金利が2%程度まで上がっても家計が回る/繰上げ返済できる資金がある/残りの返済期間が短い
- 固定を検討すべき人:返済額の増加に耐えられない/教育費のピークが重なる/値動きが不安で夜眠れない
まとめ
- 日銀が2026年6月に政策金利を1.0%へ引き上げ、大手行が短期プライムレートを0.25%引き上げた
- 借入3,000万円・35年なら、金利が0.5%→1.5%で総返済額が約587万円増える
- 5年ルールは痛みを先送りする仕組み。返済額が変わらなくても元金の減りは遅くなっている
- 今やるべきは①契約確認 ②金利2%での試算 ③固定を保険として検討の3つ
- 変動と固定の差(約2.2%)は安心を買うための保険料。損得ではなく耐性で選ぶ
金利が動く時代になったからこそ、家のお金は「借りるとき」だけでなく「借りたあと」も見直しが必要です。まずは契約書を開くところから始めてみてください。
※本記事は2026年8月時点の情報に基づく一般的な解説であり、特定の金融商品や借り換えを推奨するものではありません。金利や制度は変更される場合があります。実際のご判断は、金融機関や専門家にご相談のうえ、ご自身の責任でお願いします。
返済額が増える前に、もらえるものはもらっておく
ここまで読んで契約書を確認された方は、すでに家を買ってローンを返している方ですよね。金利が上がれば、家計に効いてくるのはこれからです。
金利対策そのものではありませんが、SUUMO(リクルート)が新築購入者向けのアンケートを実施していて、回答すると5,000円分のギフトカードがもらえます。金利上昇に備えるなら、手元の現金は厚いほうがいいはずです。
対象になるのは、新築マンションを買った方(全国どこでも)と、新築一戸建てを買った方(関東・関西・東海に限る)です。一戸建ての対象地域は、関東=東京・神奈川・埼玉・千葉と茨城の一部、関西=大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀、東海=愛知・岐阜・三重・静岡。回答にはアンケートの入力に加えて、売買契約書など正式な書類の写真をアップロードする必要があります。
※一級建築士としての本音を書いておくと、上の地域と条件に当てはまらない方は、そもそも応募できません。契約書の写真を出すことに抵抗がある方も、無理に出す必要はないと思います。当てはまる方には、入力の手間に対して受け取れる金額が大きいので、やっておいて損はない、というくらいの温度感です。
★回答者全員に5000円★新築マンション・新築一戸建て購入者アンケート★
国内にて新築マンション、または首都圏・関西・東海にて新築一戸建てを購入された方!
■■■■回答者全員に5000円!!■■■■
この記事で「やるべきこと」の2番目に挙げた試算です。
一級建築士が作った「住宅建築 総資金計画表ツール」なら、借入額・返済期間・金利を入れるだけで月々の返済額が出ます。いまの金利と2.0%の2回入れて、差額を見てください。その差額を毎月出せるかどうかが、固定に替えるべきかの判断材料になります。登録不要・無料です。
あわせて読みたい
- 👉 【繰上げ返済 vs 投資】金利上昇局面ではどちらが有利か、分岐点を計算してみた
手元の資金を返済に回すか、投資に回すか。数字で判断します - 👉 【賃貸 vs 持ち家】結局どっちが得?一級建築士がシミュレーターで本気で計算してみた
- 👉 【一級建築士が教える】家を建てるときにかかる費用の全項目まとめ!
- 👉 【30年でいくら?】戸建てのメンテナンス費用シミュレーション
ローンと並行して積み立てが必要な費用です
家づくりのお金は「建てる費用」と「持ち続ける費用」の2階建てです。買うかどうかの判断から、建築費の全項目、依頼先の選び方、30年後のメンテナンス費用まで、関連記事を順番に整理した総合ガイドを用意しています。
🏠 間取り・住宅プランのご相談はmachi(一級建築士)へ
「この予算で無理はないか」「この見積もり、妥当なの?」「注文住宅の打ち合わせで不安がある」——
そんな相談を一級建築士の目線でサポートします。
それではまた!machiでした🎵



コメント